キャットタワーの種類と効果についていろいろ調べてみた!
猫ちゃんにとって、特に室内飼いの方には特に重要なのがキャットタワーです。
では、なぜキャットタワーが必要なのかといいますと、大きく分けて3つの理由があります。
@ 運動不足の解消
元々、猫ちゃんの祖先は木の上で生活してました。
その血筋は、現代の猫ちゃんにも受け継がれてます。
そんな猫ちゃんにとって、上下運動は必要不可欠なんです。
お部屋という限られたスペースだけじゃ運動不足につながります。
ですので、室内を立体的に利用し上下運動をすることによって、運動不足も解消するのです。
A 落ち着く場所
少し重複しますが、猫の祖先はなんのために木に登っていたのか、それは木の上が外敵に襲われる可能性が低い落ち着ける場所だったからです。
もちろん、現代の猫ちゃんも同じで高いところは落ち着きます。
誰にも邪魔されずに自分だけの時間を過ごしたい、家族以外の知らない人が来た場合に身を守るために高いところへ逃げたい。
猫ちゃんにとって高い所は快適に生活するために欠かせないのです。
B 木登り本能を満たしてあげる
猫の祖先は木に登る時、ジャンプして登ったり、人間が木登りするように登ったりしました。
よじ登るという行為は、爪の伸びすぎも防止できるので本能的に身についています。(爪のためにやってるのかどうかは、わかりませんが・・・)
そいうこともあってか、猫ちゃんはお家のカーテンによじ登ることがあり、飼い主の方もこのカーテン登りには悩まれてる方も多いようです。
このカーテン登りをさせないためにも、キャットタワーがあって楽しいものとわかればそれをよじ登るようになります。
猫ちゃんにとっては、木登り本能も満たされ、爪の伸びすぎ防止にもなるので一挙両得です。
キャットタワーの種類について調べてみた
一言にキャットタワーといってもいろんな種類があります。
どのような種類があるのか、大きく4つに分けてみました。
@据え置き型
床に置いて使えるキャットタワーです。
好みの高さも選ぶことができ、猫ちゃんが気に入らない場所に設置したとしてもすぐに移動できます。
キャットタワー自体の掃除がしやすいのもメリットと言えるでしょう。
また賃貸でも据え置き型ならどこにも傷をつけないので安心です。
ただ、しっかりした重さのものを選ばないと、猫ちゃんがよじ登った際に倒れる可能性があるので、安定したものを選んで下さい。
お値段は、高さや素材、スペースなどにより異なりますが、8,000円〜20,000円程です。
A 天井突っ張り形
高さが天井まであり、床に置くだけじゃなく床と天井の2ヶ所で支えるので安定性は抜群です。
地震で倒れる心配もありません。
安定はしますが、一度取り付けると移動は大変ですので、設置場所が決まってたり模様替えの予定がない方に向いてます。
天井に穴をあけて設置するものが多く、穴があけられない場合は粘着固定マット等をご用意しておく必要があます。
注意していただきたいのは、天井にしっかりと突っ張ってなかったり、斜めに突っ張ってしまうと危険です。
必ず天井と垂直になるように突っ張って下さい。
値段は、少々高めの10,000円〜30,000円程です。
B 木製タワー
あまり場所をとれない、お部屋の雰囲気が崩れるので高いのはちょっとという方にはこの木製タワーがおすすめ。
場所を取らず尚且つ猫ちゃんの落ち着き場所も確保できます。
ただポール部分がないので、よじ登りができず爪がとげません。
ですから、タワーとは別に爪とぎやよじ登れるものを用意してあげましょう。
値段は、高額でも1万円前後です。
C ダンボールタワー
組立て簡単で軽く移動も楽なダンボールでできた小型タワーです。
ダンボール好きな猫ちゃんは多いので気に入ってくれる可能性も高いです。
ただ、強度はないので大きな猫ちゃんには向きません。
また、ダンボールを齧ったり、爪を研いだりして直ぐにボロボロになるので長持ちせず水濡れにも注意が必要です。
値段は2,000円程度で安いですが、買い替えの頻度などを考えると他の型のほうが安いかもしれません。
以上キャットタワーについてまとめました。
ぜひキャットタワーを買ってあげて猫ちゃんの運動不足解消や落ち着ける場所をつくってあげて下さいね(^_-)-☆